築地御厨
草木も眠る丑三つ時。
暗い店内にあかりが灯り、扉は開け放れたまま
作業は黙々と始まります。
築地御厨はレストランに野菜を納める青果卸店。
名だたる銘店から頂いた発注書に従って、野菜を梱包し、お店にお届けするのがお仕事です。
野菜たちが傷つかないように、心地良いように。1つ1つ丁寧に箱詰めしていきます。
シェフのもとで美味しくしてもらうんだよと願いを込めて。
ミクリヤは無肥料無農薬の自然栽培を応援しています。
全国から自然栽培や有機の野菜が全国から届きます。市場にも仕入れに行きます。
オーダーは
人参 3Kg、玉ねぎ 1ケース(20Kg)、赤パプリカ 10個、 カブ(小) 2P うんぬん・・・
はて、どんな1皿ができるのか?
時には
「ポタージュ用のお勧め野菜 5Kg」とか
「ラタトゥイユの旬菜を適当に」なんてオーダーもあります。
これは、青果業28年の経歴を持ち、今なお料理をする店主 内田悟への信頼の厚い証。
親方ウチダは臆することなく 野菜について教えてくれます。
親方ウチダに教えられるままに、野菜たちの小さな声に耳をかたむけ、
野菜を触り、四季の移り変わりに気づく。
すると見えてくる人生でも役に立ちそうな「気付き」をこのブログに記していきたいと思います。
これは、正面のビルの窓に反射して見えた日の出。