静岡県では茶葉の初競を迎える季節となりました。
先週の寒さは驚くものがありましたね!
体調はいかがですか?
冷害で野菜の高騰はさることながら、
夏・秋への作物への影響が心配です。
八百屋 瑞花でも野菜のでない端境期に加え、
天候不順による作物の生育に障害があり、野菜の少ない日々が続いていました。
「野菜がない、野菜がない・・・」と毎日つぶやいて、
ふと商品棚を改めてみると、アスパラガスや菜の花、ウドにうるいと
春野菜が立ち並び、いつしか冬野菜が消えていました。
さらに、先週からは春キャベツ、新玉ねぎ、新じゃがいもなどが並んでいました。
池ではおたまじゃくしが泳いでいます。
やはり「穀雨」を迎える季節なのだなぁと実感しました。
そう、今日は「穀雨」です。
春雨降りて百穀を生化すれば也(暦便覧)
夏に向けた作物が植えられ、根を張り始めた苗たちには大切なこの季節。
柔らかな雨が降り続くと、「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼ばれ、
また降ったりやんだりすれば「春時雨(はるしぐれ)」と呼ばれます。
4月の雨は柔らかで しっとりと包んでくれるような気がします。
街を歩けば、百花繚乱。沢山の花が咲いています。
チューリップに小手毬、女郎花、ヤマブキ、ドウランツツジ、
カリン、シャガ、からすのえんどう、ハナミズキ、シロツメクサ、すみれ・・・。
さらに藤が小さな花をつけ始め、5月の連休の頃には見ごろを迎えます。
命息づく春ですね。