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二十四節気<春分>

日が長くなりました。
柔らかい光が店の中にも差し込んで、心地よく、眠たくなって
ついつい大あくび。おっと、いけない(笑)
桜の蕾もあとわずか。次の晴れ間を伺うように、弾けんばかりです。
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日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧)


そう、今日は春分。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。
仏教では極楽は西にあるとされ、太陽が真西に沈むこの日が
最も極楽へ通じやすいと考えられ、供養をします。
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関東の野菜はというと、まだまだ端境期。
とはいえ、房総からは菜の花や山菜の声が聞こえ始めていますし、
全国に広げれば沖縄ではそら豆が、熊本ではワラビが出てきています。
佐賀のホワイトアスパラは本当に美味しい!
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暖かい日は 苦味のあるものが食べたくなって、
菜の花のパスタに、クレソンやセリ、味ののったトマトのサラダ。
そして、ビールとグビッと!
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春に苦味が欲しくなるのは体がデトックスしたがっている証拠です。
天然塩のミネラルと真水で水分をしっかりとれば、
冬に蓄積した脂肪は自然と落ちてゆきます。


でも、まだまだ寒い日はありますから油断は禁物ですよ!
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プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。2009年八百屋瑞花オープンさせる。

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