葉枯れした白菜が入ってきました。
これが、白菜が糖度をまして、美味しくなってきた証拠です。
鮮度が悪いわけではありません。
冷たい風に吹かれて、おぉぉちゃむい!
寒がりな白菜は ぎゅーっと口を閉ざしています。
霜にあたって、寒い!寒い!
身体に糖を蓄えることで、寒さから身を守るのですね。
よって、私たちが頂くと、おいしい訳です。
中心の葉の柔らかいところは生で食べてみてください。感激です!
白菜はアブラナ科アブラナ属。
古代中国の華北で栽培されていたカブの仲間が、
華中の青梗菜の仲間と出会って、結球していない白菜ができました。
ロメインレタスの白菜版みたいな形です。(逆に分かりにくいでしょうか?)
その後、華北で冬に野菜を貯蔵するために結球させることを開発し、
清の時代に現在の白菜の形になったとか!
日本ではそれまで結球した野菜はなく、
明治政府が導入して好評を得たことが始まりです。
しかし、普及は日清戦争後。
意外と、ニューフェイスなんですね。
あ、でも日本にも結球しない白菜はありますよ。シロナといいます。
シロナ。⇒白い菜。⇒白菜??(笑)
目利きはまず、口をぎゅっと閉ざしていること。
そして、お尻がぱつんと大きくて、五角形を形成してることです。
保存は新聞紙などに包んで、寒いところにおいておけば、随分と長持ちしますよ!
冬の味覚 ハクサイ。
是非あたたまるお料理で どうぞ。