ゆず湯の準備はOKですか?
今日は冬至です。
瑞花ではお風呂用に安い柚子を沢山用意しました。
今週は初霜を観測したほど寒く、身体が冷えていますから、
柚子の香りでリラックスし、ゆっくり身体を温めて頂きたいと思いました。
ゆず湯に入るのはとても意味があります。
東京ガス 都市生活研究所の調べでは、ゆず湯とさら湯に入ったときの
ノルアドレナリンの血中濃度の比較をしており、
ゆず湯はさら湯にくらべて4倍以上になるとか!
ノルアドレナリンとは血管の拡張に関与している成分で、濃度が高いことは
血管が拡張して 血液の循環が良くなっているというわけです。
身体をほぐし、冷え性や神経痛、腰痛などが和らぎます。
これは柚子の芳香成分であるリモネンやシトラールが作用するようです。
この他、柚子には喉の炎症を抑えたり、
殺菌作用、美肌や保湿効果もあるようですね。
ゆず湯とは本来は禊(みそぎ)の意があります。
生命の再生の願いを込め、運を呼び込むために身体を清めていたことから始まります。
柚子はちょうど旬を迎え、香りが高いことから邪気を祓う意味もあります。
さらに「冬至」=「湯治(とうじ)」や「柚子」=「融通(ゆうずう)が利く」という
語呂合わせもあります。
ゆったりとリラックスし身体を温め、新しい気持ちで毎日を元気に迎えたいものです。
さらに、冬至といえば、かぼちゃを食べなくては!
運を取り込む「なんきん(南瓜)」と邪気を祓う「小豆」(今回は前川金時ですが。。)
いとこ煮作ってみました。