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二十四節気 冬至

ゆず湯の準備はOKですか?
今日は冬至です。
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瑞花ではお風呂用に安い柚子を沢山用意しました。
今週は初霜を観測したほど寒く、身体が冷えていますから、
柚子の香りでリラックスし、ゆっくり身体を温めて頂きたいと思いました。
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ゆず湯に入るのはとても意味があります。
東京ガス 都市生活研究所の調べでは、ゆず湯とさら湯に入ったときの
ノルアドレナリンの血中濃度の比較をしており、
ゆず湯はさら湯にくらべて4倍以上になるとか!
ノルアドレナリンとは血管の拡張に関与している成分で、濃度が高いことは
血管が拡張して 血液の循環が良くなっているというわけです。
身体をほぐし、冷え性や神経痛、腰痛などが和らぎます。
これは柚子の芳香成分であるリモネンやシトラールが作用するようです。


この他、柚子には喉の炎症を抑えたり、
殺菌作用、美肌や保湿効果もあるようですね。


ゆず湯とは本来は禊(みそぎ)の意があります。
生命の再生の願いを込め、運を呼び込むために身体を清めていたことから始まります。
柚子はちょうど旬を迎え、香りが高いことから邪気を祓う意味もあります。
さらに「冬至」=「湯治(とうじ)」や「柚子」=「融通(ゆうずう)が利く」という
語呂合わせもあります。


ゆったりとリラックスし身体を温め、新しい気持ちで毎日を元気に迎えたいものです。


さらに、冬至といえば、かぼちゃを食べなくては!
運を取り込む「なんきん(南瓜)」と邪気を祓う「小豆」(今回は前川金時ですが。。)
いとこ煮作ってみました。

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プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。2009年八百屋瑞花オープンさせる。

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