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二十四節気<小雪>

街中では既にクリスマスのイルミネーションが輝きだしました。
11月も下旬というのに
日が差せば、暖かい日も多く、「こんなに暖かくて良いのかしら?」と思えば
雨が降れば、冷たく縮こまり「冬がきたなぁ」と感じるこの頃。
何を着て良いのか困ってしまいます。
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しかし、冬は着実にきています。
枯れ葉ははらはらと散り、冷たい風にさらわれて、くるくると円を描いていました。
外苑の銀杏並木も黄金に輝くまで あと少し。
葉の先が黄色に変わって、緑とのコントラストが綺麗です。
小石川後楽園では、紅葉が見ごろを迎えています。
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冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也(暦便覧)


八百屋瑞花では先週から漸く白菜が出てきました。
ぎゅーっと口を閉ざして、しっかり巻いているのは、
霜にあたって、糖度が増し、甘さを増してきた証拠です!
野菜たちも寒い寒いと暖をとる準備を整えています。
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冬は「寒」と「暖」の温度を楽しむ季節だなぁといつも思います。


ぴゅうと冷たい風に吹かれれば コップ酒を片手にふぅふぅ言いながら食べる屋台のおでん。
冷たい窓の外の風景と あったかい炬燵。大好きな人たちとのニコニコ会話。
凍えた冷たい身体と 熱いお湯。 足先がチリチリと痛く、中々入ることができません。
さらに、熱いおやじギャグに 寒い笑い。。。 あ、これは違うか。。。


東京は漸く紅葉です。
冬将軍が来る前に、色鮮やかな街並みを楽しみたいものです。
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プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。2009年八百屋瑞花オープンさせる。

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