↑赤く熟した柿を照り柿と呼び、日を浴びて輝く柿のその色も照り柿といいます。
朝晩はすっと手先が冷たく、
お風呂につかる時も、じわっと湯の熱さを感じるようになりましたね。
もう冬は直ぐそこ。今日は秋の最後の暦である「霜降(そうこう)」です。
「霜が降りる」と字の如く そういう季節になりました。
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧)
既に北からは紅葉前線が 山々を紅へと染めています。
東京の銀杏も葉の先がうっすらと黄色く変化し始めました。
これは秋の女神「竜田姫」の仕業でしょうか??(笑)
落葉樹は寒さから自分の身を守るために、葉に栄養分を送るのを辞めてしまうため、
葉緑素がなくなり、黄色や赤い色素が浮き立つため 紅葉は起こります。
↑芙蓉の種
この霜降の間に北から吹く強い風を 『木枯らし』と呼びます。
ずんずんと迫り来る冬に備え しっかりと支度をしなければ。。。
野菜も寒さが深まると共に、冬型野菜へと移行しています。
ほうれん草やブロッコリー、カリフラワーなど冬野菜の代表が
随分とおいしくなってきています。
大根やカブも日増しに糖度をましています。
野菜も木々と同じように、葉を枯らし、糖度を上げて身を守ります。
だから私たちが頂くと 甘くおいしく感じられるんですね。
↑冬の間ずっと咲き続ける御会式桜が咲き始めました。
今日から北海道へ畑を見に行って参ります。
どんな野菜、そして作り手と出会えるか楽しみです。
美味しい情報持って帰りますね!