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二十四節気<秋分>

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今日は秋分の日。彼岸の中日でもあります。
地元でも 鎌倉でも 寺に多くの方がお墓参りに見えています。
お花とお線香を手向け、手を合わす。
小さな子供たちも一心に大人の真似をして、手を合わる可愛らしい姿。
何を感じ、何を願うか、報告しているのか。。。

考えて見ると、私のお墓参りは、願い事ばかりしていたように思います(笑)
「◎◎になりますように」、先祖達は きっとあきれ返っていたことでしょう。
しかし、子供のころはお願いばかりでも良いかもしれません。
数少ない「彼岸」に通じようとする機会ですから。


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 ↑こんなに色づいてきました!


さて、「秋分」。


陰陽の中分となれば也(暦便覧)


「春分」とは対極にあり、昼と夜が同じ長さとなります。
これを超えると、寒さを感じる日が多くなってきます。
そうすると、お待たせしました!とはかり冬型野菜の到来です!


今年は秋刀魚が早く、大根はないの??と多く声が寄せられました。
そりゃ、秋刀魚には大根が欲しいですよね。すみません。。。
漸く 芋栗カボチャが整いました。
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   ↑畑で受粉させたカボチャが大きくなってきています!


食欲の秋!
夏野菜が成熟を向かえ、出始めの秋冬野菜がなんと優しく美味しいことか。
そりゃ、食欲もとまりません!!
でも、これは身体が冬を迎えるために身支度を始めた証拠でもあります。
大根や人参など根菜類が甘く味わいが良くなるのも、
冷たい大地で凍えないために、糖度を上げて凍らないようにするためのもの。
人間も、野菜も動物も 寒い冬を乗り切るためには 同じなんですね。


予断ですが、今朝、天気予報で知りました。
春・秋分は昼夜が同時間になるはずなのに、誤差があるんです。
つまり同時間ということは昼夜とも12時間なはず。
しかし、今日の白昼時間は12時間8分なんです。
理由は日の出時間と日の入時間の観測の仕方にありました。!
日の出は、地平線(水面)から太陽の端が見えた瞬間。
日の入は、太陽が沈みきった瞬間なんですね。
正確になら、沈む太陽の一番下が地平線に触れた瞬間のはず。
太陽1個分の誤差が生じるということでした。
なるほど、そりゃそうだ!ちょっと考えればわかることなのに。。。(笑)


日の出・入りの観測規定を誰が決めたかはわかりませんが、
最初にぱぁっと光が差した瞬間を日の出、
鮮烈なオレンジが地平線に消えきった瞬間を日の入とした方が、
そりゃ情緒がありますよね!?
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プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。MIIKU(日本味覚育成協会)GM。

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