来てます!来てます! 北海道の山菜!!
左から、わらび・ 大きく育った行者ニンニク・しどけ・たら芽。
行者ニンニクは先日も紹介しましたが、花の蕾がつくほど、大きく育つと
天ぷらより 炒め物にすると とても美味しいです。
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蕨(わらび) <ワラビ科ワラビ属>
山菜の代表格(?) ワラビ。
日本中だけでなく、世界にも分布し、日当たりのよい草地などに生えています。
最近はハウス利用の促成栽培もあるようですね。
ワラビはアクが強いので、しっかりアク抜きをします。
ワラビに灰と一つまみの塩をまぶし、バットに入れ
上から90度程度まで熱したお湯をかけて、そのまま半日程度置いておきます。
お吸い物の実にも、山菜飯もよしですね。
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紅葉傘(モミジガサ) <キク科コウモリソウ属>
葉の形からモミジガサと名づけられたそうです。
築地御厨ではこれを「シドケ」と呼んでいます。
この様に地方では「シドケ」や「シドキ」などと呼ばれているそうです。
日陰を好んで生えており、独特の苦味があります。
以前は多く取れたようですが、最近は採取困難な山菜となっていますが、
岩手県では栽培方法の研究が進められ成果を挙げているようです。
これを食べるには、胡麻和えがお勧めです!
築地御厨の5月のやさい塾ではこれを出しました。
葉と軸に分け、軸を茗荷と共に甘酢漬けに。
葉はニラと胡麻和えにして、甘酢漬けと共に頂きます。
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たら芽(タラメ) <ウコギ科タラノキ属>
「The KING of 山菜 たらの芽!」と言っても過言ではなく
色んな本にはまず最初に取り上げられている山菜です ^-^
タラノキの若芽が「たら芽」
日当たりがよく、林道沿いの傾斜地や荒地に多く生息しています。
よって、山菜取りには絶好の標的とされます。
天然の山菜は茎葉の棘が鋭く、チクリ!と扱いには注意です。
ある本には奈良時代から高級な野菜されていたとか。
これは何と言っても、天ぷらでしょう!!
でも、酢味噌和えも とても美味しく頂きました!
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昨今では、貴重となった天然の山菜。
地方へ行って、山菜そばを食べる、山菜の水煮を買うとしても、
ラベルを見ると 「中国産」と表記してあり、その保存や加工の扱いにも問題が
あると言われています。
例え、輸入であったとしても、安全に美味しく食べられれば良いのですが。
しかし、残念ながら消費者自身が能動的に事実を知り、
食の安全を確保しなければならない時代です。