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アブラナ科アブラナ属 (英)broccoli
原産地 地中海沿岸
目利き 色が淡い緑色で、花蕾が固くしまり、茎の断面が新しく、
割れていないものを選びます。茎が割れているのは、
悪天候や過肥料のため、細胞の成長が追いつかないからです。
切り方 茎の方から包丁を入れ、筋道を作ったら手で裂きます。
調理や食べやすい大きさの小房に分けます。
茎は表面の硬い皮を向き、適度な大きさへ。
保存 さらしか新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
とても呼吸量が多いので、花が咲いてしまうなど変化の早い野菜です。
注意! 輸入物は花咲防止剤などもかかっている場合があるので、
もし長く保存しても花が咲かないようであれば、
水でさらすか、しっかり火を入れるなど下処理をする必要があります。
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めはなやさい(芽花椰菜)。みどりはなやさい(緑花椰菜)。
そのままじゃん!!と言ってしまいそうな和名です!
ご存知の通り、花蕾と花茎を食し、ビタミンなど栄養豊富な野菜です。
癖がなく優しい味のブロッコリー。
スーパーで1年中出まわっているので、旬が分からなくなりがちですが、
冷涼な場所を好むので、今が一番味わいが良い時期です。
硬めに茹でて、和え物として食感を味わうも良し、
くたくたになるまで火を入れて、ぺペロンチーノ風にパスタに絡めても、クリーム煮にしても旨し!
ブロッコリーとは伊語で「枝」という意味。
初来日は明治初頭のようですが、消費が増えたのは1970年代と最近です。
ブロッコリーは1種類しかないと思っていましたが、調べると
頂花蕾型、花蕾型、その中間型とあるようですが、
その違いは今一良く分かりません。
外国には黄緑や白、紫のものもみられるとか。一度 見てみたいものです。
ブロッコリーの思い出1つ。
茎の部分を断面に切ると、いびつな星型になります。
ブロッコリー嫌いの幼い私に、母がこの星型になった茎の部分だけを塩茹でし
「ブロッコリースターよ!」と供しました。
「へぇーーーー。美味しい!」とパクパク食べた後、実はブロッコリーだったと種明かし。
お蔭様でブロッコリーを克服したという笑い話です(笑)
ブロッコリーのお仲間を紹介しましょう。
小さいのは“枝ブロッコリー”。 ブロッコリーの脇芽です。
普段は頂点に着いたものを食しますが、その下には脇芽が出てきており、
それが枝ブロッコリーです。
これが、子孫を残すための子供たちなのですが、食す側から申せば、
最初から小房に分かれているようで、扱いやすいです。
そして、長いものが“スティックセニョール”。
中国生まれでブロッコリーとカイランを掛け合わせたものです。
火を入れても、崩れにくく、炒め物に向くように思います。
味わいもブロッコリーに比べると、少し青いです。
次回はもう1人 大事なお仲間 カリフラワーをご紹介します。
非常にカラフルな子たちです。ご存知の方も多いかもしれませんが、お楽しみに!