二十四節気<小寒>
明けましておめでとうございます!
とても穏やかで暖かな正月でした。どんなお正月を過ごされておいででしょうか?
(写真は親方ウチダが作った お節です。とても優しい味でした。)
さて、1月5日は二十四節気では「小寒」にあたります。
「寒の入り」といわれ、この日から節分まで厳しい寒さが続きます。
小寒とはこの後「大寒」が控えているよ、という意味ですが、
その通りに例年1月、2月は最も寒いですね。
朝は特にいつまでも ぬくぬくと布団に包まっていたい。。。と思ってしまいます。
寒中見舞いは、この小寒から出しはじめてよいそうです。
1月に入ると寒いながらもだんだん 芽生えのエネルギーが高まってきているように感じます。
七十二侯を見ると下記のようにあります。
「芹乃栄 水泉動 雉始鳴(芹すなわち栄え、水温かをふくむ、雉初めてなく)」
古人は繊細に生命の動きを感じ取っていたのですね。
その証拠に梅の木には既に蕾が膨らみ始めています。
春は着実に近づいているのですね!
あと2日もすれば、七草。そして、11日の鏡開きが過ぎれば、正月も終わりです。
そろそろ、活動する頭に切り替えねば。
今年が良い年となるように祈るばかりです。
今日は最後に、今咲いている花に「御会式桜」というのがあります。
正しくは「十月桜」というそうです。
10月から3月にかけてずっと咲き続ける珍しい桜です。
色取りの少ない冬ではありますが、息長く可憐な顔を見せてくれています。