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肥料の処方箋

昨日農業についての話をいろいろ聞ける機会がありました。その方は僕よりもすばらしい経営しているのでかなり信用度はあります。そのなかで土の土壌分析をアメリカのある一流の会社で見てもらい肥料の処方箋を書いてもらうそうです。肥料の価格が最近60%も値上がりして来年にはどうなるのかみとうしもついていないなか、僕も国内の一般分析は毎年やっているのですが、そのくらいシビアな検査が必要なんだなと感心させられました。 

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コメント (4)

taka:

こんにちは♪
十勝でも、随分と土壌分析に力を入れられる方が増えてきていますよね。

先日お伺いしたのですが、
「日本は火山灰地だからリン酸を吸着する」と
その方は「リン酸を離す土作り」をしているというようなことを
おっしゃっていました。

今、リン鉱石値上がりしていて、肥料代は本当に大変なことに・・・。
がんばって、頑張ってください。

私は絶対に買います、オサカさんの玉ネギを。

のん:

農業にちょっと興味があります。土壌分析ってどんな内容の検査なんですか?

takaさん
 そうなんです。これから僕たちが生き残るには土とちゃんと向き合い無駄のない安全な経営が求められているみたいですね。がんばって勉強します。収穫までもうすこしですね。

のんさん
 作物には人間と同じように必要な栄養素がたくさんあります。その中でも窒素、リン酸、カリ、の三要素と苦土、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅ケイ酸、鉄などの微量要素がそろって作物が育ちます。作物によって必要とする要素の量が違うため土の中にある養分に補うだけのちょうどいい量を調べる検査です。

mioさん
 化学肥料は一般的には作物がすばやく吸収しやすいようになっています。堆肥や僕の使った大豆かすなどの有機質はゆっくりじわじわとしか効いてくれません。しかし冷害に強かったり、さくもつをおいしくしてくれます。

のん:

ありがとうございます。今勉強中です。
キャンペンのオサカさんのコメント見て感動しました☆

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プロフィール

生産者 苧坂 隆一

(おさか りゅういち)
1981年、北海道幕別町生まれ。帯広三条高校、酪農学園大学卒業後、2004年実家である苧坂農場へ就農。玉ねぎ、甜菜、小麦、レタス、ごぼう、ながいも、じゃがいも、など、今年で20周年の直売所トマトハウスに出荷しているので20品目以上!

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