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粉ラボ アーカイブ

2009年10月10日

粉(コ)ラボ

フードソムリエさんのサイトにてお世話になっている皆様。

ご存じだとは思いますが、9月28日より福井県の野の花工房(佐々木オーナー)さんとの粉ラボ企画をさせていただいております。このような素敵な企画に参画できて大変ありがたく感じています。

詳しくは、フードソムリエ様サイトから→ 産地と食卓の往復書簡

本来、食=農業ってふつうにあってしかりなのですが、なんせ生産現場と消費までは輸送距離よりも気持ちや情報が遠く感じておりました。大きな枠でとらえると、日本の食や農業というのは、輸入品でなりたっていて、経済発展とともに海外からあらゆるものを輸入できる豊かな食生活に、私含め多くの消費者のかたが慣れ親しみ、それを楽しんでいます。

畑では大きな機械が躍動的に動き、日本サイズの大規模化は多少すすんでいるとは思いますが、農家の弱さは消費を知らないことです。近年になっても、自分ちの小麦が誰が、どんなふうに、どこで、誰と(まではいらないか)料理したり、食べたりなんてしらなかいわけで、”知ってどうなる?”という疑問もあるかもしれませんが、私は知りたい。せっかく作ったんだから、”美味しいのか美味しくないのか”やる気となる気持の問題以上に経営感覚としても、これから農家が持つべき情報なんだと思います。

今回このような企画をつくっていただいたフードソムリエさんには大変感謝です。
ローカルでゆっくりなペースなのかもしれませんけど、これが食の本来のベースだと思います。

今回の企画”畑の小麦→ベーグル”はほんの一例ですが、このような機会がたくさんあればあるほど、農家も消費者とも繋がりを感じられるものになるのではと思います。

野の花工房さん含め多くの料理家さんとも、このサイトで知り合えました。
お互いに行き来をし、テルテル坊主までいただき、心配をしていただきました。
当農場の農産物は貴重なものだと思っていますが、この国の農産物そのものが非常に貴重なものです。正直、肥料や農薬、機械やそれにつかう燃料はほぼ外国に依存しています。
国土の大きさの違いは明らかで、原料の量で勝負なんてありえない話です。
それに加え、今年は天候不順に泣かされています。

日本の小麦の自給率14%のうち、パン用小麦(強力粉)は1%に満たない現状です。
農業政策、品種改良、作業体系、消費動向といろんな問題、課題点はありますが、ようは危機的なんです。ただ多くの方が国産の小麦を必要としているのは最近よく感じています。

もっともっと、”粉ラボ!!!”していきましょう!

2009年10月22日

春小麦”はるきらり”がプレミアムラーメンに!

何度かお伝えしている帯広市役所との粉ラボ企画”春小麦プロジェジャクト”。

今回、”はるきらり”(平成20年産もの)が、カップラーメンに変身しました~パチパチ。
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帯広市商工会議所が企画提案してくれたようなのですが、なにせこのカップメンすべてオール十勝。
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パッケージの裏面には、”はるきらり”の生産者の音更町の津島さんと私の二名の名前が刻まれているじゃないですか~!!!

そのこだわりは・・・
一つ 麺は春小麦”はるきらり”使用

一つ 黒豆味噌(しかも本別町産のもの)を使用

一つ チャーシューは中札内産のホエー豚使用

一つ パッケージも、ばんえい競馬(馬の”道産子”が競うソリレース)をモチーフに採用

一つ カップめんの製造も地元十勝の会社

う~ん、なんとも素晴らしい企画です。
あのちょっとしか獲れなかった”はるきらり”がラーメンになって手元に戻ってくるなんて。

どれどれ、お味のほうは・・・
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濃厚な黒豆味噌の味が食欲をそそります。ちなみにここの渋谷醸造さんの味噌南蛮もおいしいですよ。
麺は、食べ応えのあるやや太麺で、モチモチしすぎないコシのある感じ。
4分してから食べてねとありましたが、5分くらいのほうが私はすきかも。
麺も濃厚スープにからんで、美味しぃ!

”へ~ここまでできるんだ~”と”はるきらり”の新たな一面(麺?)を感じることができました。

値段は¥350円とはりますが、なにせ十勝のプレミアムラーメンです。
10月初めに販売開始して、すでに売れ切れちゃったかも。

問い合わせは”帯広市商工会議所”まで。

日経MJにも掲載されてました~。
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2009年11月06日

ホクシン:伊勢丹SP菓子に変身の巻

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この重厚なワインレッドの冊子。伊勢丹の今年のお歳暮ギフトコレクションがいっぱいつまっています。

その中の限定菓子に当農場の小麦”ホクシン”が利用されました~パチパチ。
しかも、その味は2か所で味わえます。
一つは、シフォンケーキの専門店、”フレイバー”さんから
沖縄のさとうきびからできた”本和香糖”使用のプレーン”シフォンケーキです。
詳しくはこちら→ポチっ

そしてもう一つは、”マスターユーハイム”さんから
バームクーヘン。しかもその素材は、すべて国産原料からというこだわり。
自給率100%スペシャルなお菓子ですね。
見るからに美味しそう。
詳しくはこちら→ポチっ

カタログにも当農場の取組み等をのせていただきました。ありがとうございました。
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”ホクシン”大変身を遂げましたね。要は国産小麦でも絶対イケるんです。
職人たちの腕によっても、素晴らしいお菓子に変貌するんですね。

”ホクシン”から”きたほなみ”へ今後、品種転換してしまいますが、よりお菓子に向く可能性を秘めていると思います。
だからこそ、今年の”ホクシン”だって貴重なんです。
”美味しい!!!”っていってもらえると、私はもちろん、職人さん、粉をひく人、届ける人もそしてホクシン自体や育種のひとも皆喜びますよね。

”ホクシン”を食べることは、北海道の小麦の代表を食す意味。
今回はその広がりの大きさを感じました~。


2009年11月25日

ユーハイム×前田農産(ホクシン)=伊勢丹お歳暮

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以前に伊勢丹百貨店のお歳暮商品に党の羽状の小麦(ホクシン)が使用されますと宣伝させていただきましたが、その実物が届きました~パチパチ。
お申し込みはこちら→ポチっ

原材料をつくる農家としての喜びはここにあります。どんな形にどんな香りに、どんな味になってかえってくるんだろうと。
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まず、手に取った時に重量を感じます。そして、バームクーヘンって今は棒つきなの?と田舎くさい発想をしてしまいますが、こうして作られたものですと木の棒がバームクーヘンを支えています。
このカードの裏には、国産100%素材の心のこもったメッセージが書かれていました。
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子どもたちも”木みたいだ~””ぼっこぉ(北海道語で棒のこと)ついてるぞぉ、食べれんの~”と箱からでてきた丸いお菓子に大興奮。”ホクシンこれになったの?”と娘。そんなこと関係なく、高価なお菓子を手でつまんで食べる息子。”あぁ、美味しわ、これ!”だって、一丁前に。
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バームクーヘンの年輪は、畑の歴史でもあるのかもしれません。しっとりと、それでいてしまりのある味はこれから先もこうして、子どもたちがたべることによって深みをませればいいなと思いました。
余計な保存料や添加物を一切使わないちょっと贅沢すぎる感のバームクーヘン、是非この味、”今年のホクシン”味わっていただきたいと思います。
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今回の取り組みは、さまざまなところで取り上げられているようです。
知人から聞いたのですが、”食品産業新聞”という業界紙があるようで、そこでも伊勢丹さまの取組が記載されていました。こちら→ポチ日本の食料の価値を改める時期であり、また生産者もさらに努力する必要があると思います。


2009年12月07日

函館・こなひき小屋のカンパーニュ

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つい先日、パンの贈り物がとどきました。
妻は”なんかの工具が入った段ボール”と思っていたらいく・・・
それを開けてみると、
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びっしりと美味しそうなパンたちが詰まっていまして、その中でもとてつもなく大きい白い物体が!
答えはトップ写真のカンパーニュ。
デカイ!隕石のようなごつごつした荒っぽささえ、感じる風格。
段ボールの隙間からこぼれる、パンのちょっと甘すっぱい香りの正体でした。
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中には、種類別のパンたちもどっさりとはいっていて、どれも美味しそう~!
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うちの次女、Kの体くらいあるパン。ツンツンしてます。
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カンパーニュの送り主は、函館市と七飯町にある”こなひき小屋”の木村オーナーからでした。
オーナー自ら焼いてくれたようで、前田農産の春よ恋(ノーマル)70%+石臼春よ恋(全粒粉)30%のもの。テストで粉を使っていただきました。
中の気泡の美しさ、麦の香ばしい薫り。抜群です!
以前、小樽のエグビブさんでパン屋さんが集まって焼いたパンたちも、とても大きく通常、店頭では切り売りくらいしかしていないようなものでしたが、大きいほど美味しんだな、だから切り売りしたりするんだなと感じたものです。

こなひき小屋のHPはこちら→ポチっ
こなひき小屋の親方ブログはこちら→ポチっ

11月に木村オーナー夫婦に当農場によっていただき、麦談義に花をさかせました。
驚いたのは開店当時(20数年前)から、ハード系のパンを作って販売していたそうです。
いまでこそ、ブーム?というかやっと小麦についても考えようみたいな感じで、ハード系のフランスパンやドイツパンは注目されていますが、当時では”なんだ?”と思われたのかもしれません。
しかし、お客さんはこうしたパンを受け入れた(待ち望んだ)ようで、小麦だけの本当の美味しさを当時から食べれていたのは北海道でも少数本格派だったに違いありません。
流行りでない、美味しさへのこだわりで、今のこなひき小屋さんがあると思いました。

また、北海道のパン職人たちのベーカリークラブ、”N43”の会の役員さんでもあり、先日にはパン職人の技術をきそうバケットコンクールの主催もやっていたり、地元の異業種のシェフとコラボした活動を精力的におこなっているようでした。人間味あふれるパン職人さんにまた出会うことができました。

さて、隕石のようなパンを前にして
こんなデカイパン、なかなかなくならんだろう!子供も食べないだろう!と思うのは大間違い。
10か月の赤ん坊から、6歳の娘まで、うちの子供たちはパンにカぶりついて食べます。
間違いなく、美味しいんです。小麦の味なのか、技術の味なのか、バリィパリィっという食感とともに、小麦の薫りがなんともやめられなくなるカンパーニュ。
リーンなパンだからこそ感じられる贅沢いただきました。

こなひき小屋さま、どうもありがとうございました。


2009年12月18日

生パスタの決闘!ゆめちからvs春よ恋vsはるきらり

12月中旬、生パスタ対決をしたのでした~しかも自分らで作って。
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今回はJA本別青年部とフレッシュミズ(農家の若妻たちの会)の合同事業。
せっかくの地粉や小麦の違いを加工体験を通じて勉強したらどうかと、農業普及所の方(普段は農業技術や経営について指導する機関)に声かけをいただき、加工の指導をいただきました~。

生パスタつくりは初めてでしたけど、偉い楽しい!そしてナマラ簡単じゃないですか~新鮮な驚きでした。
今回は、本別でとれる小麦からといっても、”春よ恋”、”はるきらり”は当農場のもの。”ゆめちから”は農業試験場からの試供品です。ちなみに、”ゆめちから”って聞いたことないというあなたに。
”ゆめちから”は世界最強強力粉ともよべるほどの、高タンパク(13%以上、原麦だったら15%あるのもざらみたい)強い粘性をもった小麦。現在のパン用小麦、春よ恋、はるきらりよりも強いグルテンを発生させます。今後、”きたほなみ””ホクシン”などの、比較的タンパクの低いものとブレンドされることにより、その価値を見出される期待の新星です。

そこで、今回の生パスタはこのタンパクの高い小麦粉に注目!パスタの決闘の始まりです、じゃじゃじゃじゃ~ん!

決闘は、1.はるきらり(ストレート200g)
     2.ゆめちから160g+ホクシン全粒粉40g
     3.春よ恋(ストレート200g)

まず、作り方。①塩小さじ1と小麦粉たちを混ぜる。②卵(2個)と水(おおさじ2)と分量2/3位入れていき渡す。
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③粉っぽさが残っていたら、残りの卵水を入れて調整。④手のひらで生地を押さえ、こねる。
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⑤表面がなんとなくなめらかになったらラップに包んで15分ほど冷蔵庫で休ませる。下写真はゆめちから+ホクシン全粒粉、この時点では見た目はちょっと・・・。
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⑥打ち粉をうった台に生地をだして、4等分くらいに麺棒でのばす。
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最初の水加減がすくなかったりすると、生地が上手に伸びずに”海老せんべい”みたいになっちゃたりします。
この作業、グルテンの強い粉ほど大変。ちょっと皆集中、静かになってきたぞ~。
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⑦包丁、パスタマシンーンで好みの太さに切って、うち粉をふっておく。パスタマシーン楽しいです!
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形や径いろいろパスタ。ほんとに楽しいはこれ!
手前から、春よ恋、ゆめちから、はるきらりの順。やっぱり、全粒粉がはいっているだけ、ゆめちからは粒粒が入っている感じ。フィットチーネでは、ゆで上げ後、春よ恋、はるきらりはピカリっ~とツヤツヤ輝いていましたよ。
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パスタソースはペペロンチーノをベースに試食しあい、感応評価やアンケートをとりました。また、時間の関係とお好みのものでということでありとあらゆる市販ソースが登場。世の中便利になってますね。
結果は、はるきらり、春よ恋は一番食べやすいじゃないかという意見。ゆめちから+ホクシン全粒粉(トップの写真)見た目、食欲さそう荒々しさがあって、なおかつうま味があるんじゃないかという評価。私もレストランとかででてきたら、高級感も健康感もでるんじゃないかなと思いました。

今回は特別に、普及所の方々がHBでやいてきた、それぞれの粉による食パンをいただきました。どれもおいいしい。やっぱり、国産美味い!正直にどこからともなく麦の味がしてきます。
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普及所のEさん、Kさん大変お世話になりました。大変楽しかった、おししかった、勉強になりました~。


2009年12月25日

サンタさんたちがやってきた!!!

みなさま、遅れましたがメリークリスマス!!です、ハイ。

今年は驚くべき、クリスマスになりました。
クリスマス=シュトーレンというのは、ヨーロッパだけのことではございません。
当農場の前田農産にもその風習があることがわかりました~!?

ここからいつになく長いです。ご用意を!というより私がちゃんとブログを更新していれば・・・。

まず、ご紹介するのは、東京、八王子のパンとお菓子の材料と道具のお店”MIX&MIX”の店主兼パン講師の長谷部さんのシュトーレンをいただきました~。
こちらのお店、当農場の小麦粉を販売していただいておりま~す!貴重な十勝限定小麦を集めた数少ないお店です。HPはこちら→MIX&MIX
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クリスマスシュトーレンセット。クリスマスツリーと小さなクリスマスセットの入ったガラスのおきもの。
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シュトーレンは、見た目ごっつりとした感じ。
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これ、実は前田農産の”春よ恋”が入ってます。よくわかっていないのですが、お菓子=薄力粉という固定観念?のようなものがあり、最初は”へ~強力粉でもできるんだ~”と関心してしまいました。薄力粉もはいっているようですが、さっくりと食べやすい感じでした。
MIX&MIXさんでは、限定で当農場の小麦粉がおいてあります。是非ご利用ください。
前田農産”春よ恋”はこちら→ポチ
他にも、キタノカオリホクシンを取り扱ってもらっています。

つづいては、十勝にすんごいパティシエがいることが判明!しました!!
その工房の名は”菓音”さんです。オーナーは、もともとお菓子づくりが大好きで”素材(原料)からやりたい”と十勝に移住してしまったそうです。
届いた箱をあけたら、ビックリ!素晴しい!可愛い!上品!これだけのお菓子のクラフト製品見たことなしです。このお菓子も一部、当農場の”ホクシン”を利用して作ってもらいました。
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正直、もったいなくて食べれない!みたいな感覚に陥ってしまいます。贈り物やお土産に絶対におすすめです。”菓音”さんのHPはこちら→ポチCIMG6613.JPG
これ↓なんだと思います?”マッチで~~す!!”というのうは、見たとおりなんですが、これもお菓子なんです(ピンクのほう、青は火がつく本物です)。すごいでしょ!?手間暇かけるってこういうことだと思います。彩を感じるお菓子のみならず、細部までいきわたるラッピングは職人魂を感じるものでした。やっぱりもったいなくてこの日は食べれませんでした~。人に見せたくなります、これ。
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次に、2月に大変お世話になった大阪のパンの学校。”エコール辻・辻製パンマスターカレッジ”こちらの学校でパン講師をしている三田村先生より、”シュトーレン”のプレゼントが届きました~。
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ラッピングを開けると、そこには真っ白な粉雪をかぶったようなシュトーレンが出現!
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12月上旬に作ったもののようで、フランス産の小麦粉を使っているそうです。三田村講師のシュトーレンは、しっとりと濃厚な上品さを感じるものでした。もちろん氏はパンの講師ですが、探究心なのか幅広く教えることも必要なんでしょうね。
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2月には、うちの小麦粉3種をこちらの校長先生である吉野精一先生に焼いてもらいました。その時の様子がこちら→ポチ
 予断ですが、パンの学校や教室で国産小麦を使うのはよい教材になると思います。なぜか?それは粉にブレがあるからです。農家が天候に左右されるように、小麦も天候にすごく左右されます。パン用小麦の自給率はわずか1%。温暖湿潤気候で瑞穂の国、日本で小麦をつくること。それはその時々によって味も風味も変化します。職人を育てるところで、データに基づき技術や経験をつみながら、その人でないとできない味をだせるのは、国産小麦じゃないかと思います。製粉会社でつくるものが、毎回品質に差異があっては困るし、それがブレンド粉をつくる製粉会社の仕事ですから。

そして最後は、先日もご紹介させていただいた函館市のパン屋さん”こなひき小屋”さんからいただいた”シュトーレン”とクーゲルホフ”(下写真)です。隕石のようなカンパーニュはこちら→ポチ
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とかいって、”クーゲルホフ”?って何?とおもったあなた。クーゲルホフ(ドイツ語)=クグロフ(フランス語)=僧帽(日本語)ということ。
ウィキペディアによるとなになに→こちら”クグロフ
専用の陶器の型で焼くものなんですって。へ~、食っておもしろい。形や作り方に歴史がつまってますよね~。
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このクーゲルホフは特別なんです。うちの”春よ恋”80%+ホクシン石臼全粒粉20%”でつくられたもの。プンって凛とした感じと、しっとりさと甘さを感じるものでした。
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10か月のKティもよろこんで、二切れほおばってました~。
”ちょっか、ちょっか~おいちいでちゅか~”とダレダレオヤジになってしまい・・・・
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シュトーレンは開店当時(20数年前)から、変わらずこの時期定番になっているアイテムだそうで、さっくりとちょっとパサつくらい。食べ方は朝や食後の紅茶やコーヒーといっしょに、口のなかをしっとりさせて食べるのが本流だとオーナーの木村さんにアドバイスいただきました。さっそく、紅茶をいれて家族で乾杯。これだけ贅沢なクリスマスっていままであったでしょうか?妻も納得のクリスマスでした~。
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サンタの皆さん、大変心のこもった美味しい~プレゼントありがとうございました。
これだけのサンタさんに応援してもらえること、農家でよかったなーと心から思えます。
来年もまた美味しいなる小麦をつくりたいと星に誓います!!

皆さんにもメリークリスマス!!

2010年03月16日

新麦”はるきらり”応援隊

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♪もうすぐは~るですね~ちょっと作ってみませんか~♪
といえば、パン用小麦の”はるきらり”と”春よ恋”ですよ!!

2月上旬東京はちらほら梅の花が咲いちゃったりして、十勝から比べると正直”温暖化か?”と錯覚してしまいそうです。初Suicaを使って都会人気分になりながらおりったったところは東京、八王子の”埼玉屋”さん?という全国のこだわりの豆を販売しているお店。こちらは当農場の小麦粉を扱ってもらっているこだわり小麦のお店”MIX&MIX”さんの親子店です。

こちらのお店。きっと東京でも唯一だと思うですが、十勝産の小麦粉にこだわったパン教室を開いています。これってすごく大事で、なかなかこういった商材がないのもありますが、作って美味しさの違いを感じてもらうというお店すくないと思います。パンつくりに興あるかたは是非、案内はこちら→手作りパン教室十勝産の”はるきらり”はここで美味しい”ミルクロール”に変身していました~ぱちぱち。
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このお店の2Fのオープンキッチンにて、パン教室が開かれていて講師は十勝小麦の伝導師といっても過言でない”パン教室y.b.Hの早川さん。地元十勝でも、さまざまな形で”はるきらり”や十勝産小麦を応援してもらっています。
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十勝のパン用小麦の普及を目的とした”とかち春まき小麦プロジェクト”(通称:はるこプロ)との粉ラボです。東京の皆さんにも”はるきらり”が普及することをベースに今回は、はるこプロの”はるきらり”と当農場の”春よ恋”でパンの焼き比べ、味比べをしていただきました。
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こちらのクラスでは、”はるきらり”と”春よ恋”の簡単クリームソースの作り方も指導していました。
左が”はるきらり”で右が”春よ恋”。確かにタンパク含量の違いなのか、質のもんだいなのか”はるきらり”は春よ恋ほどのボリュームはありませんでした。もっちもち派の春よ恋に対して、はるきらりは”もちさっくり”な感じ。
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企画事態が大変面白いと思いましたが、これをどう普及させるのか?生産者は生産性や経済性に加えて、普及や消費までを考えないといけない時代だと思います。
春爛漫、”はるはるブラザース”なのか”はるはるシスターズ”なのか、本格的な春をこの小麦たちでむかえてもらえたらと思います。
といっている間にどんどん、美味しそうなミルクロールがコロッコロッと出来上がってきます。
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こういった応援隊あっての小麦ですね~感謝です。最後はアンケート調査も行われ、どんな形になるのか”はるきらり”の美味しさバロメータがはるこプロのほうからでてくるようです。
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2010年03月28日

京都 足立音衛門とのパウンドケーキ

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京都の足立音衛門さんとの粉ラボしてみました~パチパチ。
しかも商品化されました~ありがとうございます!

当農場の”ホクシン”を使用していただき、あとはこだわり抜いた素材で仕上げてもらいました。早速、商品を送っていただき家族で試食。
十勝平野の前田さんの畑の小麦を使った贅沢和三盆パウンドケーキ”名前のまんまです!じゃじゃ~ん!
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まず、この商品を開発するにあたり製粉会社の方の紹介で実現しました。あれは昨年のあっつ~い夏日のこと。音江門社長が直々に畑まで寄っていただきました。その時の様子は音衛門さんのHPにあります。こちら→ポチっ
ホクシンのパウンドは、”しっとり””どっしり”した感じがします。今回のものは、音江門さんが小麦の芯部分の粉を使いたいと、こだわり製粉後のホクシンを使ってもらいました。これは裏返すと私にも責任があり、昨年のホクシンが例年に比べて高タンパクだったことも理由にあります。ユーザーの求める小麦つくりを身にしみて感じた商品です。
 冷蔵でどれもきましたが、常温になるとさらに”しっとり”感を感じました。
それから、新品種の”きたほなみ”のパウンドも試作していただき、ホクシンとはまた別角度の食感がありました。製品化されたらいいな~と思いつつ・・・。

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音衛門さんといえば、やっぱり栗のケーキ。”栗のテリーヌ”や”百済( くだら )”という名の新商品を送っていただきました。お菓子というのに持った瞬間、”重っ!!”と思うのは贅沢につかった栗、栗、栗がその理由。
この栗は海外の指定産地まで行って選んできているとのことと熱く説明を昨年お会いしたときに聞きました。田舎者の私は”なぜこれだけこだわるのか?”と思いながらも、こだわりがあるから美味しさを追求して、お客さんに選ばれるんだろうなと逆に勉強させていただきました。
 栗のテリーヌのパウンドは、”さらり”とした食感。パウンドがホロホロって溶けてなくなっていく感じ。

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それから、”さくら”という名のパウンドケーキ。いったいどんな味がするんだろうと食べてみると、ジワジワと塩漬けした桜の香りが口の中に広がり、春を感じさせてくれます。パウンドの食感は、”ふんわり”した感じ。京都の人はこれを食べながら、桜の季節をたのしむのかなと風情を思い浮かべました。

 音衛門さんの商品はどれも家庭の味がします。正直な感じ、機械化されたようなお菓子の味がしません。手作りはもちろん、保存料や余計なものをいれないからこそでる素朴な素材の味が生きている印象です。
 平成21年産のうちのホクシンどうぞ、召し上がってください。

お問い合わせはこちら→足立音江門

2010年04月04日

菓音の”きたほなみ”十勝クッキー

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十勝の帯広市に菓子工房”菓音”というお菓子屋さんがあります。
そこで当農場の”きたほなみ”を材料にクッキーを作ってもらいました~ぱちぱち~。
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しかも、伊勢丹・新宿店・地下1Fで3月24日~販売してるではないですか~。
と菓音さんから連絡あり、かなりの好評を得て完売御礼だったそうです。 

 これから北海道の小麦の普及して認知されていく”きたほなみ”。
その美味しさの可能性も、菓音さんのクッキーは証明してくれてます。
なにせ、こだわりの十勝素材でいっぱいなところも、美味しさに拍車をかけてくれてます。詳しくはこちら→菓音”美味しさのヒミツ”

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 そして極めつけはその可愛らしさ。絶対量産できない感じですべててがきでデコられているところ。食べるのがもったいない!!というのは、こういうことです。
一目見たときから、結婚式の引き出物やギフトにもよいと思ってました。
誕生日なんかの”ちょいギフト”にもよいかも。
それも見込んでか、ギフトセットも販売しているようんです。詳しくはこちら→ポチ 
ちなみに送っていただいたギフトの感じはこんなかんじ。ラッピングにはまで気持がはいりまっくてます。”すごい手が込んでる~”と妻も絶句。
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 作っているオーナーは本州出身の女性。ひょんなことから出会うきっかけをいただきましたが、十勝にほれ込み、その素晴らしさを発信できるオーラが感じられました。見習わなければならないというより、十勝に生まれ育ったものとしてもっと地域の良さを発信していかなければならないと思ったもの。

 まだまだ地元の素材を食べる文化は育っていないのが現状ですが、いろんな作り手の思いと技術で消費までいける文化をつくりたいですね~。

 可愛らしさのお菓子に詰まった思いの数々。是非ご賞味ください。
菓音さんのHPはこちら→ポチっ


 

2010年04月05日

クオカで”はるきらり”モニター募集中!!

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粉好きな貴方ならご存知のショッピングサイト”クオカ”。ついに粉ラボレーションが実現です。しかもパン好きな貴方の協力を得たい!!パン用協力粉”はるきらり”の応援キャンペーンとして実現しました~ぱちぱちぱち~。数量限定の期間限定です!!
有償モニターの方には是非知っていただきたい小麦の裏事情があります。

クオカさんの協力なしにはなりたってないのかもしれませんが、多くのパン好きな方に焼いていただいて、お使いのというかお気入りの小麦粉との違いなど、遠慮することなくいってほしいのです。今後の北海道での品種開発にもなんらかの影響があればと思います。そこまで影響がでれば最高ですけど(笑)。

購入はこちら→クオカ”北海道十勝産強力粉(はるきらり)1kg ”

この取り組みのバックグランドは以下を読んでいただければと思います。

”はるきらり”はここ二年、十勝の”春小麦プロジェクト”(通称はるこプロ)として北海道の”麦チェン”キャンペーンの一環事業として普及してきました。しかしながら、現場サイドの考える普及は、決して畑での作付の拡大ではないと思っています。

問題は、消費者や加工者がどう考えるのか?どう加工すべきか?どういうクセがあるのか?どうしたら美味しく食べていただけるのか?畑での普及ありきで、畑で一粒の麦も採れないというのは、地元の試験場での試験後ですからありえないわけです。

 十勝支庁の農務課を中心に、はるこプロは普及を目指しています。もちろん地産地消を目標にまず取り組んでいます。2月には”はるきらり”の新麦キャンペーンを十勝の13店舗で行い評価をいただきました。
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 それに”作り手の会として”帯広市のフランス料理店”オランジュ”ではるこまベーカリーの栗原さんに”はるきらり”のパンをその料理にあったパンにしてだしてもらい、畑のこと”はるきらり”のことを料理をお客様に説明や質問などをうけました。
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 また”十勝ベーカリーキャンプ2009”でもパン職人の方々やパン好きの方に圃場で、はるきらりや春よ恋に触ってもらい、畑の中でパンを食べていただきました。

 地元の普及はもちろんですが、品種開発と栽培、加工、消費は国の採択を受けてやっていると感じてもよいはず。産みの親は北見農業試験場で”はるゆたか””春よ恋”よりも病気に強いことや穂発芽しずらい特性をもっています。昨年平成21年の収穫時期の大雨で、各地で穂発芽が大発生。春よ恋も6割近く減収しています。それで、”ないない北海道産小麦がないない!”と市場では騒がれているのです。ほんとにとれてないんです。

 それで”はるきらり”の出番です。悪天候に強いといったら栽培面のメリットしかいわないことになりますが、逆に安定供給に努めやすいことにもなり消費者の方にもメリットがあるはず。しかし、肝心な味はどうなの?ということです。

ということで、
消費者の認知なし⇒ 畑で作りすぎて供給過多 ⇒新種なのに価格叩かれ、小麦も余る ⇒どうも売れないらしい(生産者は噂しか聞いていない) ⇒種をつくる生産者がいなくなる ⇒一般生産者が種が入らない ⇒世に出回らないでひっそりと指定品種から外される
という連鎖が起こってしまうかもしれません。

 それで無理を承知でクオカさんに突撃営業。思いは受け止めていただいたようでアンケート作成も協力していただき感謝、感謝、感謝です。北海道でのますますの作付の拡大にも、粉好き、パン好き、お菓子好きの貴方の声が必要です。是非ご参加ください!!

 

2010年06月08日

伊勢丹のお中元になりました~!!

北海道はようやく初夏らし天気が続いてきています。
あと10日ほどで秋まき小麦の受粉時期になります。
せめてこの時だけでも、そして願わくば収穫時にも天気が味方してくれたらと今年の不安げな長期予報にお願いしたいものです。

 実は伊勢丹、新宿店でのサマーギフトに当農場の小麦粉たちが活躍させていただいています。
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冬のお歳暮は赤本で、夏は青本なんですね。サッカー日本代表を思わせるような侍ブルーならぬ、サマーブルーのお中元です。

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その中に、”ホクシン”&”春よ恋”の手延べ素麺がセットになって登場です!!パチパチ。今回この素麺を作っていただいたのが、小豆島の”島善”。北海道産の”はるゆたか”で以前から素麺にしてきた会社との粉ラボです。

一般的にパン用のイメージが高い”春よ恋”が細麺で。
うどん用としての大道を通してきた”ホクシン”が少し太めの素麺として完成しました!
1セットに2種類の小麦が味わえる素麺って聞いたことありませんし、小麦の違いを感じてもらえたらと生産者としても思っています。是非暑い夏に、畑を思い浮かべがら食べてみてください!
”春よ恋””ホクシン”の手延べ素麺セットはこちら→ポチっ
もっといっぱい入っている”春よ恋””ホクシン”の手延べ素麺セットはこちら⇒ポチ

伊勢丹新宿店の限定ギフトのなかには・・・・
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限定ギフトは6月16日からのようです。楽しみ楽しみ。
こちらをチェックして見てください!ポチ
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ファンの方も多いとおもいます。
三宿のブーランジェ・シニフィアンシニィフィエの花豆ブリオッシュに”春よ恋”を使っていただきました~。これもまた不思議なめぐり合わせなのですが、昨年の”十勝ベーカリーキャンプ2009”での講師として十勝に来た際に、志賀シェフに畑によってもらった写真が載っています。今年も2010十勝ベーカリーキャンプの講師で来勝します!こちらは今度おしらせしますね。
春先にこちらの花豆ブリオッシュいただきました。感動の味で、”春よ恋”ってお菓子に変身したことも驚きで、なおかつ花豆のやさしい味にも豆の幅の広さを感じさせてもらいました。
 花豆はつる性の豆で、かなりの手間暇がかかるんですよ。煮豆の姿は私ら生産者にとっては当たり前の姿ののですが、こうしてお菓子に一粒一粒が春よ恋の生地に包まれているとなんだか、豆の可能性ってまだまだあるんじゃないかと思ってしまいました。

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それからそれから、
十勝にめちゃくちゃこだわりをもっているお菓子職人がいます。
十勝菓子工房”菓音”の甲賀シェフです。今回、こちらのサマーギフトに出しているのは、”十勝スフレカステラ”です。
小麦粉は当農場の”きたほなみ”が使用されています。
甲賀シェフは、自分の足で素材を探し、研究して素材の美味しさを届けようとする姿勢はいつも勉強させられます。
こちらのクッキーも食べてしまうのがもったいないくらい可愛いこだわりクッキーもあります。
菓音HPはこちら→ポチ

どれも期間限定、数量限定です。
2009年のあの短く厳しいシーズンを生き抜いてきた”ホクシン””春よ恋””きたほなみ”です。素材を活かす職人たちとの粉ラボ。是非お楽しみください!!

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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