お祝いの黒豆、収穫です!!
10月30~31に黒豆の祝黒(イワイクロ)も収穫を迎えました。パチパチ。
まづさかのぼって9月13日の写真ですけど、枝豆中盤の写真。枝豆は専用大豆もありますけど、まだ黒大豆での枝豆はこの祝黒大豆が代表格なんです。十勝黒という品種もありますが、祝黒のほうが皮が柔らかいんです。これが美味しさなんですけど逆に気をつけないと、収穫時に機械などで皮がむけやすい品種でもあります。
それから10月24日、すっかり葉っぱが役目を終えて枯れてきています。あれだけ青々していたのに・・・って残念がってる必要はありません。葉っぱが収穫時期を迎えても青々してしまうのは二次成長している可能性があり、青い粒が乾燥した正粒に混じることとなる可能性があるからです。
豆はこんな感じ。まだ青くやわらか~い、金時豆の黒がかったものみたいな状態のものがちらほら。下
それから小豆の収穫のように、地面に刈り倒します。
これは黒色の大豆だからできることです。白目や茶目の豆については汚粒といって、土の泥や茎自体のシブが豆についてとりづらいため、ピック式(拾い上げ)ではなく、立耗収穫といって枝がたった状態で収穫します。ですが問題があって、黒豆の場合、豆の乾燥が悪いので立耗でもなかなか水分が落ちてきません。しかもこの頃になると、朝晩2.3度日中も10度いけば良いくらいなので、2.3日刈り倒して乾燥させます。
それから小豆と同じコンバインで収穫します。しかしながら、粒の割れや機械による汚れが生じるので機械の調整や排出には気をつかってやらなければなりません。
収穫したての感じはこんな感じ。
水分は16%以下ということなので、収穫水分が17%だったため乾燥機にて風のみを通して乾燥します。よほど気をつけてやらないと急激な温風による乾燥は、中身が急激に乾燥してしまうので、皮の割れやシワがよったりする原因になります。
ふっ~あとはビートのみ、頑張るべし。