黄色の花は何の豆?
黄色の花が咲き始めています。
ポツラ、ポツラと茎に張り付くように咲いています。これは小豆の花。早いもでは7月下旬から咲き始め、8月中旬までよく言えばロングランの花、わるくいえば”ダラダラ咲く”というイメージ。茎の中心部に近いところから咲き始め、下部から上部へと花がつきます。
それから花が終わると、そこから莢が伸びはじめ、中に実がなります。
その反対で大豆は、何日かで受粉してしまいます。今年は7月の25日ごろ。丁度この頃は天候にもめぐまれていたので、莢の数もいつもの年より多い。実際、十勝管内の生育状況(8月15日時点)では、着莢数が147%と例年になく多いようだ。ということは、枝豆にしても一杯食べれるということだな・・・フッフッフ。下は8月10日の写真。祝い黒豆の莢がポツリ見えます。これが9月上旬には枝豆になって、時期すぎると黒く色づんで、10月中旬ころには収穫となるのです。
ちなみに、大納言とエリモ小豆の比較をすると、
上記、エリモはとても莢数があり、細長美人、品良く育っている感じ。
一方、大納言は莢数が若干少ない+莢の中の粒も少なめな感じがする。それと、急激な低温や曇天続きのせいか、莢の先端や中間で豆の列がとんでいたいり、粒のはいりが悪そうなものもある。今後の天気が気になるとこだが、湿度が高く、雨も近い。菌核病や灰カビ病などが発生しやすくなるかもしれない。
先週も5日間も曇り/雨が続き、今週9月1日からも曇り/雨の予報。どうした?天気、ずっと腹痛おこしてるんじゃないか?しかし、本州のゲリラ豪雨や収穫目前で、田畑が冠水するような甚大な被害も起きている。いくらなんでも、ひどすぎる。ここは絶対にのりきらなければ。