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小麦の実のある生活

小麦たちはついに、実をつけました。

家のラインナップはご存知でしょうけど、こんなん作ってみましたよ。7月9日時点のホクシン、キタノカオリ、春よ恋、ハルキラリ、ライ小麦、どれがどれだかわかります?
CIMG1775.JPG

ホクシンですが、この時点での実はこんな感じ。ひと穂かでてきたもです。7月17日の写真で、まだ水分は40%ぐらいはあると思われます。ぷっくり実はできてますが、まだ青く、指でつぶすと容易につぶれます。
CIMG1870.JPG

下は”春よ恋”。まだ乳熟期で穂の下は形成されてますけど、上のほうは小さくこれから膨らむ感じ。
”小麦色の肌”っていいますけど、飴色のような感じになるのは、しいて言えば”春よ恋”かな~。
CIMG1888.JPG
それから、ライ小麦。春よ恋と比べると、特徴は出穂は5~7日ほど早い。しかし、受粉期は5日ほど遅いので、実の入りも遅い。なんだかんだ、ライ麦のように長身である。出穂以降の伸びがすっすっすごい。すでに150~160cmぐらいある。伸びすぎでしょ、アンタラ!!
CIMG1876.JPG
実はまだまだって感じ。受粉はしたから、ちゃんとなると思うんだけど・・・
CIMG1884.JPG
ふぅ~収穫まで、あともうちょっと。22日23日の雨でどのくらい、小麦が倒れるか心配です。雨にも負けず、風にも負けず、冬の寒さを耐えしのぎ、けっぱれ(がんばれ)麦たち!!!


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コメント (5)

なっち♪:

始めまして(^○^) 毎日ご苦労様です!m(__)m
小麦を調べてサーフィンしておりましたところ こちらのブログにたどり着き もやもやしてた気持ちがスッキリ(^○^)しましたぁ~♪
何故って・・?
わたくしナッチは、観光バスガイド(おばはんですが・・)しております!
で、窓から見える畑・・
お客様にお教えしえするのですが、なんせ知識が専門では無いので 嘘も張ったりも、ホラもコイているしだいです(^_^.)・・(すんません)
で、秋蒔き小麦は、ホクシンとご案内しておりますが・・?はて、イインダベカ?!
・・と、以前まで穂の先にヒゲの蓄えている麦をビール麦などと人の噂をいい加減にご案内してたところ
どうも最近 春蒔き小麦では?と思い あっちこっちとネットで検索していたしだいで御座います。

たった今 画像を拝見させていただいて納得・・
と、お恥ずかしい事・・(^_^.)

この先も 画像の更新を楽しみに時々 お邪魔させていただきます!(^○^)
お仕事頑張ってくださいね!

kana:

ホントに雨にも負けず、風にも負けず、冬の寒さにも負けずに頑張ってほしいものですね(^0^)

ライ麦も作られてるんですね☆
それで焼くライ麦パンは、さぞかし素敵なパンになるでしょう♪
私もそんなすばらしい材料で、お菓子やらパンやら焼きたいです(^-^)

しげパパニコニコ:

なっちさん

 はじめまして、メールありがとうございます!北海道はどこいっても田園風景。観光として農業を知ることもすごく重要で、その魅力をお客様に伝えていただけたらうれしい限りです。質問の

秋蒔き小麦は、ホクシンとご案内しておりますが・・?はて、イインダベカ?!
A:いいですよ、岩見沢市と芽室町でキタノカオリ(同じく秋小麦、こっちは強力粉系)で播種されてますが、北海道の9割以上はホクシンですから。

・・と、以前まで穂の先にヒゲの蓄えている麦をビール麦などと人の噂をいい加減にご案内してたところ
A:富良野あたりでは、ビール麦の生産がありますので、二条大麦であればヒゲがあるかと思います。他の産地でもあるかと思いますので、地ビール工場とか、友の会みたいなものがあれば、その可能性もあります(栽培地域はかなりかぎられてると思う)。また、春よ恋、ハルキラリ、はるゆたかも、親のどちらかにヒゲの遺伝子がはいっているために、ヒゲ(農家はノゲとかいいます)がはいるので、江別市近郊だともしかすると春小麦なのかもしれませんよ。

またメールください。


しげパパニコニコ:

kanaさん

 いつもメールありがとうございます!
うちのはですね、ライ麦ではなく、ライ麦×小麦のライ小麦なんです。超めずらしいというより、初めて栽培しています。風味や調理法、未知な部分120%です。収穫できることを自分もこころから願っています。製粉したもの、レシピ等お願いしますね。

 雨にも負けず・・・ですか・・・。いや~降りました、降りました。今年一番だと思います。何でこの時期、7月23日の午後も十勝に大雨、洪水、波浪警報ですよ!信じられます?って聞いてどうすんだろう。すんません。

なっち♪:

お忙しいところ お返事頂きましてありがとう御座いましたm(__)m。
岩見沢や江別・・強力粉系と読んで、これまた小麦と一言では語れず 小麦の深さを またまた感じてしまいました。

またプロフで拝見したのですが農地面積100ヘクタール以上!・・な!なんと スケールのデカイ事!!
これまた お客様に我が事のように自慢してしまいそうです。
その影には、日夜 農業を愛し、研究し汗しながらの熱い思いがナッチにはビンビン伝わってくるので御座いますm(__)m
北海道農業! 地産地消!
なっちはこれからも 足腰立つうちはガイドで頑張り、広い北海道の豊かさや自然を観光においでになった皆々様に伝わるよう頑張りますので、また 何かありましたお教え下さいませm(__)m

誠にありがとう御座いました。

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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2008年07月22日 08:21に投稿されたエントリーのページです。

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