今年もついにシーズン開始。
初めに家ではビート(てん菜)のポットつくりが始まった。
北海道でつくられる砂糖(グラニュウ糖)はビートが原料であり、十勝でも代表的な作物のひとつだ。
ビートは2種類の植え方がある。直播きと移植だ。前者は雪解け後、畑の凍結がなくなり、地温が上昇してから直接、種をまくやりかた。後者はビニールハウスで約45日程度育てたポット(育苗株)を畑に移植するやりかた。生育期間が長いため収量性に安定感があり、かつ悪い種や株を初期段階で選別できるメリットがある。デメリットは管理があり経費がかかることだ。
1.蜂の巣上になるアコーディオン式の紙ポットを、突起板にのせて土をいれる。
写真1
写真2
2.土のずっしりはいったポットを天地返してポットに種(ヨーロッパの品種)をまく。
写真3
写真4 種はコーティングされていて、色は精糖会社でそれぞれ違う。北海道糖業のはスカイブルー?
3.種が見えては、発芽不良を起こすので表面に土を覆う。それを運搬機でハウス全体に並べる。
写真5
写真6
4.途中9.3時に皆でわきあいあい、いっぷくする。ふ~~~、ほっ。
この作業を3日半つづけ今年の分は完成。あとは3日後に水やりです。