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Cropsセミナー(6/7)

もうすっかり春めいて来ましたが、2月の中旬、3月の下旬に行われたCropsセミナーの紹介がのこっているのであと少し。

6回目のCropsセミナーは
いつもお世話になっている植えるカフェの吉川さんのお店を会場に
講師は田中正夫さん(雪印種苗株式会社主幹)
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田中さんは1980~90年代に北海道農業業界の一世を風靡した『北海道農業者サロン』の主宰者で、これまでノースプレーンファームの立ち上げや風連町のもち米農家さんとモスバーガーのマッチングなをを手掛けた方です。
これは私なりの解釈ですが今ではわりと支流なりつつある農業コンサルティングの草分け的存在のように感じました。
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そのネットワークの広さ鋭く冷静な現農業情勢の見方で私たち参加者はまさに開いた口がそのまんまでした(ここではその内容をお伝えできません。)

私たち参加者の共通課題、『これから私たちはどう農業をしたらいいのか?』
田中さんは、いくつかのヒントを下さりました。
『価値とは見出すもの』
『本物を知れ』
『百姓は自然の声を聞けるようになれ』

ここで具体的な話を一つ、
ここ十勝ではそこらへんに自生している「よもぎ」
これをシャケの燻製に用いると相性が抜群で美味しいと言う。

古くからシャケを干すときこの「よもぎ」の茎を用いてつるすのだとか
これには意味があって「よもぎ」は殺菌効果があるのだそうで、
先人はこれを知ってか、知らずか習慣として行っていた。

そう!田中さんが言いたいのはこういうこと。
例えばこういう事を「価値」気づく事が大切だを言いたかったのだろうと思う。

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夜も更けいつものように吉川さんに甘え夕食を頂き、そのまま話題は『食べ物』
そこで『いのちの食べ方』と言うDVDを皆で鑑賞。
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これは是非見るべき!
まさにノンフィクション、現代の食糧供給現場をその事実をとらえた映像。
これを見てどう感じるかは各々で、とても考え深いものでした。

そしてこの日も朝10時~22時までとスパルタ農業塾は続きました。

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コメント (2)

 堀田さんいろいろお疲れ様でした。セミナーに誘っていただいたのに結局一回もいけず本当に残念です。皆さんの熱心な活動に感心させられます。ぼくも置いていかれないようがんばっていきます。
 いよいよ開墾ですね。事故の無いようがんばっていきましょう!!!

hotta:

☆苧坂さん
まずはご結婚おめでとうございます!
今回のセミナーはタイミングが合いませんでしたね。
ですが是非ゆっくりどこかの機会でお会いしたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します!
それでは苧坂さんもケガなくお互い農作業頑張りましょうね!

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プロフィール

CROPS

「十勝アグリカルチャー・コミュニティーサロン・創造プロジェクト」通称CROPS(クラップス)。メンバー10名のうち5名が生産者、平均年齢25歳。 2007年2月発足。同年夏に帯広ホコテンに参加。農作物の販売と飲食提案・販売。多くの人と出会い、学びながら、十勝の農業と食を最大限に活かした、地域の向上と活性化を目指す。

CROPS 堀田隆一

1983年、北海道士幌町生れ。帯広農業高校、札幌農業専門学校を卒業後、イタリア料理店に勤め調理師の資格を取得。2006年に農業後継者として士幌へ。実家の42haの耕作地で、蕪・長いも・水菜・馬鈴薯・甜菜・小麦・スイートコーンを生産。その他、西洋野菜・京野菜・ハーブを約30品目ほど生産、販売経路を模索中。

CROPS 佐藤朋康

1981年、幕別町生まれ。帯広農業高校、士幌町の農業特別専攻科卒業後後継者になる。作付け面積は64ha、馬鈴薯・小麦・人参・スイートコーン・蕎麦・長芋・南瓜を作付け。十勝からお届けする農家の日々をお伝えします。

CROPS 山田洋輔

1983年、士幌町生まれ。地元工業高校卒業後カーディーラーに整備士として就職後に実家へ。農業就農者となる。キャベツ・小麦・馬鈴薯・甜菜・長芋・小豆・大正金時・イチゴの苗を栽培。その他、紫キャベツとパプリカの栽培を試験的に挑戦中!

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