前回制裁した「生産者リスト」
もう少し補足させて下さい☆
と、いうのも。あれは特別なもので、実はあの記事はプロのジャーナリストさんによるものなのです。
きっかけは「ホコテン」。
僕らがこのジャーナリストさんの目にとまりそれがきっかけで交流がスタート、何度か彼の手がける記事にCROPSを起用して頂き、ついに彼の力を借りてこのような素晴らしい「生産者リスト」が出来上がりました。これから沢山の場面で使わせてもらおうと思っています。
これも私たちが目指していたモノの一つ『農を軸とした新しい形でのコミュニケーション』のカタチ。(津田さん!本当にありがとう)
『農』×『ジャーナリスト』
この写真からじゃあせっかくの文章が読みずらいので↓
士幌町 掘田隆一(24)「畑から人の口までを考える」
―何種類の作物を栽培している?
約40種類で、香りが強い野菜を多く作っています。珍しい野菜との出会いはうれしいですね。―珍しい野菜は料理方法が… イタリアンレストランで2年間修行した経験があるので、珍しい野菜でも料理方法を含めてアドバイスできます。昨年はビーツという野菜の実演販売をし、好評でした。
―農業にかける思いは?
僕は生産から販売ではなく、畑から人の口に入るまでを考える農「家」になりたい。小説家や画家と同じ意味の「家」です。近いうちにレストランへ直接、野菜を提供したいとも考えています。
士幌町 小椋徹也(24)「土へのこだわり祖母ゆずり」
―栽培でこだわっているのは?
土です。「栄養満点でおいしいものを作りたい」と考える経験豊富な祖母に、肥料や栽培方法について学んでいます。
―お勧めの作物は?
一番甘いレベルのとうもろこし「甘えんぼ」です。最初は親戚と友人に配る程度の生産量でしたが、「スーパーで売ってるものよりも甘い」と人気で増産しました。特にもぎたては2倍の甘さがあるとと僕は感じます。ホコテンに並ぶものは僕が朝5時に起きて採ったもの。本当の甘さを感じてください!
士幌町 山田洋輔(年齢)「新鮮と掘りたてを―母の応援背に受けて」
―自信がある作物は?
キャベツです。4期に分けて栽培しているので、ホコテンでは常に新鮮なものを提供できます。―今年は新たな試みも? 最近人気が高いカラーピーマンに挑戦する予定です。母の応援もあるので、おいしい実をならせたいですね。
―最後に一言
昨年11月に友人が長いも掘りを手伝ってくれたとき、「掘りたて」のおいしさに驚いていました。十勝の人でもそのおいしさを知らない人はいると思うので、ぜひ「堀りたて」のジャガイモや長いもを食べてみて!
幕別町 佐藤朋康(年齢)「『おいしい』と言われるために」
―佐藤君は普段どんな作業を担当?
色々ありますが、畑おこしはほぼすべて自分がやります。約1ヶ月半かけて、朝6時から夜8時すぎまでトラクターで畑を整地。地味ですが重要な作業です。
―農家としてやりがいを感じる時は?
収穫したジャガイモをおすそ分けして「うまかった」と言われた時。クラップスは消費者と触れ合う絶好の機会ですから、購入後に再び来店して頂き、感想を聞かせて欲しいですね。「おいしかった」と言われるものをつくりたいですから。
士幌町 波多野佳弘(27)「珍しさで勝負」
―珍しい作物を作っていますね?
趣味ですね。自分が食べてみたいんです(笑)。―昨年はどんなものを? ハバネロ、とうがらし、ごま、黒トマト、水ナスなどです。
―今年は?
健康に良いリコピンを多く含む紫ニンジンと紫トマトに初挑戦しますが、味は自分も分かりません!
―昨年より少ないですが、隠しているものがあるのでは?
収穫できるかは分かりませんが…木いちごやポポーなどの果物も作る予定です(笑)。なかなか売っていないものを作ります。興味本位でどうですか?
上士幌町 下村祐一(24)「残留農薬もしっかりチェック」
―なぜこれらの作物を栽培しているの?
気候の変化で、今までの畑作四品が作れなくなるかもしれないという危機感があり、作り始めました。―作業はすべて自分で?
レッドマスタードリーフ、ブロッコリー、ホウレン草などのクラップス用作物は、僕が種苗から収穫まで行っています。―農薬は? 病気を防ぐ最低限のものを使っています。人間の風邪薬のようなものです。僕が土壌成分を調べて、規定以上の農薬が残留していないかチェックしているので、安心して食べていただけます。