週末は、おうちでワインパーティー!「Sachi&Yokoのボン・マリアージュ」〜料理とワインでくつろぐ、至福の時間〜

どんな料理にも合うワイン。料理とワインの相性を知れば、食卓の楽しみが広がります。 でも堅苦しく考えないで。おいしい食事に似合う、あなた好みのワインを見つけるだけでいいんです。 これから、月別のテーマにあわせて、料理3品とワイン3種をご紹介します。 あなたも親しい人と楽しくおしゃべりしながら、気軽なワインパーティーをはじめてみませんか?

今月の料理
秋の味覚を先取りしましょ♪初秋のイタリアンメニュー
  • 料理写真1
    コリコリとした食感が楽しい「砂肝」は焼き鳥でおなじみの食材ですが、砂肝はしっかりとした味付けのほうが美味しいと思うので、バルサミコ酢を使ったソテーにしてみました。 固い白い筋の部分を取り除いたら4等分に切ってバターで炒めます。その後、砂糖にバルサミコ酢としょうゆを加えて汁気がなくなるまで炒め、最後に生クリームを加えて塩、こしょうで味を調えます。 コックリとしたバター風味のバルサミコクリームが、砂肝にピッタリ♪ 砂肝は炒めすぎると固くなってしまうので、手早く仕上げましょう。
  • 料理写真2
    サルティンボッカとは「口の中に飛び込む」という意味のイタリア料理。仔牛を使うのがポピュラーですが、カジキでアレンジしてみました。カジキは魚というよりも鶏の胸肉のような食感なので、フライにするのもオススメです。 小さくちぎったセージをカジキと生ハムでサンドして焼き、白ワインを加えて煮立て、最後にトリュフバターで風味をつけています。トリュフバターは少量でもとても良い香りなので、あまり入れすぎないように注意してください。 付け合せは好みの野菜を添えて。  
  • 料理写真3
    最も簡単な手打ちパスタのニョッキ。 今回は、かぼちゃを使って、ほんのりと甘みを残しています。かぼちゃの代わりにさつま芋で作っても美味しいですよ。 バターと粉チーズでシンプルに食べるのもオススメですが、このかぼちゃのニョッキには、やはりクリーミーなゴルゴンゾーラソースがベストマッチ! きのこ入りのクリームソースでも良いし、トマトソースやミートソースでも美味です。 基本的に、ニョッキには魚介系のソースはあまり合わないので、野菜や肉類、クリームやチーズなどのソースを合わせます。
  • 秋といえばやはり味覚の季節!!
    第2回目のワインセミナーはボーノなお国の「イタリア」をテーマに、トリュフが香るお魚料理やきのこ、かぼちゃを使ったイタリアンメニューと、イタリアワインのマリアージュを行いました。

今月のワイン
イタリアのワイン3種
  • ワイン写真1
    トレッビアーノ イタリア/アブルッツォ州  若々しくフレッシュで華やかなワインです。 トレッビアーノ種はイタリアで最も多く栽培されている白ブドウ品種で、フランスではユニ・ブランと呼ばれ、主にブランデーを造る際に使用されています。味わいは程よくコクのあるワインです。 造り手のCasal Thaulero 社は幅広いレンジを持っていて、こなれた口当りの良いワインを造っています。
  • ワイン写真2
    メルロー種 イタリア/フリウリ ヴェネツィア ジュリア州                ブドウ品種はフランス原産のメルロー種を使用。 造り手di Lenardo(ディ ェナルド)社は創業は1878年でこの地区の名門ワイナリーです。 畑はSAN MARTIN(サン マルティン)で砂利の多い土壌でメルロー種が造られています。 イタリアの大地にはカベルネよりもメルローが合うようで滑らかなワインに仕上がっています。
  • ワイン写真3
    プロセッコ種 イタリア/ヴェネト州             重すぎず、軽快さを持った味わいのスプマンテです。 ラ・ジャッラ社はプロセッコの生産者としてはあまり大きなところではありませんが、高品質なスパークリングワインを造っており、ビオロジックで栽培されたブドウを100%使用しています。 ワイナリーの名称である"La Jara"は、方言で"小石"を意味します。近くを流れるPiave(ピアーヴェ)河から運ばれてきた小石と沈泥(シルト)質の多く含まれる土壌は、日中に熱を蓄え、夜の間にその熱を放出します。これによりブドウ果実にフレッシュで華やかな風味が生まれます。また、土壌には石灰分も含まれ、ブドウに繊細な味わいを与えています。

プロフィール

  • 長友幸容さん

    長友幸容さん/フードクリエイター

    1970年、大阪生まれ。かに座のO型。2001年より自宅で「お洒落でおいしい簡単レシピ」をコンセプトにした料理教室『ル・プティポワソン』を開催。料理教室の他、アートフラワー教室や企業向けのレシピ考案なども手がける。自他共に認めるお酒好きのため、お酒にあったレシピが大得意♪
    プロフィールをみる
  • 福田陽子さん

    福田陽子さん/日本ソムリエ協会公認・シニアワインエキスパート

    1972年、東京生まれ。ワイン好きが高じ、2001年日本ソムリエ協会公認・ワインエキスパートを取得。その後、2005年CPA認定チーズプロフェッショナル取得。2007年日本ソムリエ協会主催第3回ワインエキスパートコンクール全国大会に出場。TPOに合わせ美味しいワインを!がモットー。
  • 長友さんの料理と福田さんのワインを堪能できる 
    「ボン・マリアージュ」ワインセミナーは、 
    毎月1回、午前と午後の2クラス(定員各10名)で開催中です! 
    ◆参加ご希望の方は……
    空席状況・お申し込み方法など、こちらまで詳細をお問い合わせください。

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