おいしい食材の選び方や保存術
2008年03月25日
下準備のコツ
毎日のごはん作りを楽にするには、下準備がキーポイント。
お買い物を終え、帰宅してからがガンバリ時です。
下準備をするだけで、毎日の晩ご飯作りが20分短縮できます。
スーパーのパックごと冷蔵庫に入れてはいけません!
それでは、下準備のコツをお教えいたしますね。
<お野菜編>
ねぎ・青菜・サラダ野菜は洗ってキッチンペーパーに包みジブロックへ。
トマト・胡瓜も洗って、同じようにします。
かぼちゃは種をきれいに取り除きラップして冷蔵庫に。
キノコ類はそのままで大丈夫です。
里芋・サツマイモ・じゃがいもは、通気性のよい場所で常温保存。
人参は洗って水気を取ります。
玉葱は使用しそうな分だけ、皮をむき人参と一緒にジブロックへ。
牛蒡は土つきのまま常温で保存します。
<お魚編>
切り身の場合なら、軽く塩をして冷蔵庫に。
照り焼きなら、たれに漬けて2日以内にいただきます。
イワシや鰺は、内臓を取りだしきれいに洗い水気を拭き、キッチンペーパーを
敷いたお皿に魚を並べ、ラップをして冷蔵庫に。
ピチットシート(食品用脱水シート)に包むと、ほどよく水気とくさみが取れて、
うまみが凝縮した状態で保存できます。
<お肉編>
お肉類は、100~150gに分けて冷凍庫に。
鶏肉は唐揚げの大きさ、炊き込みご飯用の大きさに、それぞれ切ってから
冷凍すると使い易いです。
唐揚げにするなら、たれに漬け込んだまま冷凍し、使う日の朝、冷蔵庫に
入れてから出勤します。
冷蔵庫で解凍しながら、たれが染み込みます。便利でしょう?
トンカツや海老フライなどは、衣を付けてから冷凍すると便利です。
ベーコン・ソーセージ・ピザ用チーズなどもすぐに使わない分は、
小分けして冷凍庫に。冷凍可能です。
リゾット・チャーハン・ピザトーストなどが手軽に作れますよ。
<乾物・缶詰編>
便利な乾物や缶詰は、置き場所を決めて、まとめて箱に入れて整理しておきます。
昆布や煮干しは、使用する前日に、ふた付きのピッチャーに水を入れて
浸けておくと、じっくり美味しい出汁が溶け出します。冷蔵庫で保存します。
使うときに鍋に移し、火にかけてください。
こうやって、さっと使えるようにしておくだけで、毎日の料理がとても楽になります。
疲れた時は、野菜を洗うと思うだけで、料理がイヤになりますものね・・・
下準備は、「お料理しよう!」というやる気も引き出してくれますよ。
ジブロックを活用しましょう。野菜がうんと長持ちします。
洗えば繰り返し使えるので経済的です。
ピチットシートは、やや元気のない魚を生き返らせてくれます。
お肉類も美味しくなります。オススメしたいのですが、
値段が高いのが玉にキズです。