基本のキ。包丁や計量カップ、ツールのＡＢＣ

2008年05月20日

軽量カップと大さじ小さじ

「お料理本を見ながら料理を作っても、何だか味がきまらない！」という事
ありませんか？

もしかすると、計量カップ、計量スプーンの量り方が、
間違っているかもしれませんよ。

ということで、今日は計量についてのａｂｃです！

＜計量カップ＞

＝基本＝
１cup　 ＝２００cc
1/2cup＝１００cc
1/4cup＝５０cc

計量カップの内側に、それぞれの線があります。
液体を計量するときは、平らな所にカップを置き、線に合わせて量ります。
砂糖や粉類を量るときは、カップをトントンと軽くたたきながら線まで量ります。

＜計量スプーン＞

＝基本＝
大さじ＝１５cc　小さじ＝５cc　小さじ1/2＝２．５cc

大さじ2/3＝１０cc（小さじ２と同じ量）
大さじ1/3＝５cc（小さじ１と同じ量）

下の写真をご覧下さい。

大さじ2/3の砂糖です。こんなにたっぷりなんですよ。
もっと少なく量っていた・・・という方も多いのでは？

＜海外の計量カップ、大さじ小さじ＞

１cup＝２５０cc、1/2cup＝１２５ccのカップも販売されています。

これは、ヨーロッパやアメリカのサイズです。
日本の物と比べると一回り大きいです。
お間違いのないように気をつけて下さいね。
洋書等のレシピを見て作るときは、１cup＝２５０ccが多いです。

先日、パリのMORA（モラ）という、有名な製菓用品店で、
大さじ、小さじを買いました。
何と小さじ1/4、小さじ1/8のサイズまで揃っていました。（↓写真の左下）

私のレシピでは、小さじ1/4までは正確に書いていますが、
それ以下の場合は「少々」としています。
少々とは、親指、人差し指、中指の３本でつまんだ量にしています。

＜きちんと量ることが大切＞

パンやケーキ作りは、面倒でも正確に量って下さいね。

イースト、塩、ベーキングパウダーなどは０．５ｇ刻みのスケールを
使うと、きちんと量ることが出来ます。

お料理の場合、材料が多少増えたり、選ったりするので、
必ず最後に味をチェックして加減して下さい。