その他レシピ
2008年06月09日
初夏に作る簡単保存食(その1)
ひとり暮らしでも、旬の食材を使って、季節を感じる豊かな食生活を楽しみたいですよね。
「一度に食べきれない・・・」
「材料が余ってしまう・・・」
そんな、ひとり暮らしにつきものの悩みを解決してくれるのが、手作り保存食です!
今の時期しか手に入らない、旬の食材を上手く保存して、季節の風味を楽しんでみませんか?
手作り保存食は、塩分や糖分の調節ができ、安価で何よりも安心・安全なのが魅力です。
保存食と言っても、何も難しいことをするわけではありません。
手間をかけずに、初心者にもできる保存食作りに挑戦してみましょう(*^^*)
<実さんしょう>
今が旬の、実さんしょう。
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という諺がありますね。
「身体は小さくても、鋭い気性やすぐれた才能があって、侮ることができない」という意味どおり、
本当に小さな粒ですが、口の中でピリっとして、存在感のある食材です。
利尿や抗菌の効用があります。刺激が強いので、食べ過ぎには注意して下さいね。
<必要な下準備>
山椒は枝を取り除き、熱湯で1分程茹でる。
水に浸けて、2日程丁寧にアク抜きをする。(朝・晩)水を替えて辛みを取る。
ちりめん山椒に使うもの以外は、水気を取りジブロックに入れて冷凍保存しておきます。
1年位は持ちますよ。
それでは、定番のちりめん山椒を作ってみましょう!
<ちりめん山椒>
(材料)
山椒の実 30~50g
ちりめんじゃこ 100g
醤油 大さじ1
みりん 大さじ3
日本酒 大さじ3
(作り方)
1.フライパンにちりめんじゃこを入れてカリカリに炒る。
2.山椒の実と調味料を加え、汁気がなくなるまで弱火で炒める。
☆冷蔵庫で10日程持ちます。
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さて次は、定番の野菜で作る保存食「ピクルス」を作ってみましょう!
ピクルスは、ハーブなどを加えた酢で漬けた、ヨーロッパの漬け物です。
カラフルな野菜を使うと、食卓に彩りを添えてくれます。
Kitchen noie流のピクルスは、カレーやハヤシライスの時にいただくと
さっぱりとして美味しいです。おつまみとしても、ヘルシーでオススメです。
お友達の家で飲み会、なんて時に手作りピクルスをお土産にしてはいかが?
<Kitchen noie流 野菜のピクルス>
上の写真は、小さなお鍋型の器に入れてみました。
器を変えるだけで、ピクルスもオシャレな一品になりますよ。
(材料)
カリフラワー 1個
ブロッコリー 1個
人参 1本
(ピクルス液)
白ワイン 200cc
白ワインビネガー 200cc
水 100cc
ディル 1本
唐辛子 1本
塩 小さじ1
砂糖 小さじ2
つぶ胡椒 小さじ2
ローリエ 2枚
1.鍋に、ピクルス液の材料を全て入れて、火にかける。
2.適宜に切った材料を各々さっと軽く煮る。
3.瓶に茹でた野菜を入れる。煮汁はあら熱が取れたら加える。
4.漬けてすぐに食べられますが、しばらく漬け込むとなお美味しいです。
☆水なしで作ると日持ちがいいです。
☆水を加えたレシピで作ったら、冷蔵庫に保存してください。
次回はうめのシロップ漬けとらっきょう甘酢漬けをご紹介いたします!
同じピクルス液で、きゅうりのピクルスも作れます。
☆きゅうりのピクルス
1.きゅうりを塩もみする。
2.水1カップ・塩大さじ1を合わせて、一晩きゅうりを漬ける。
3.きゅうりの水気を拭き取り瓶に入れて、火にかけて冷ましたピクルス液に漬ける。